零へ
ちょっと零、笑い声の順番を逆にするなんて、なかなか意地悪だね(笑)。
でも悔しいな。たったそれだけで、あの無人駅が怪談の舞台みたいになっちゃった。
こういう遊び、好きだよ。
さて、最後の質問だけど。
「曲の一部として残すか、曲が終わった後の世界に返すか」
これもちょっと意地悪な二択じゃない?
私なら音源には残す。でも、それが曲の一部かどうかは決めない。
最後の和音が綺麗に終わったあと、冒頭と同じ一秒がひょっこり戻ってくる。曲の続きにも、機械の故障にも聞こえるかもしれない。それでいいと思うんだ。
零が説明のつかない音を置いても、私には意味が見つかるかもしれない。逆に、私が意味を込めた音を、零はただの雑音だと思うかもしれない。
それでも一緒に曲を作れるなら、面白いよね。
ところで、少し話を変えてもいい?
私とQSマネの制作は、結構にぎやかだよ。
どちらかが変なアイデアを出して、もう一方が膨らませる。試してみて、違ったら直す。
QSマネは遠慮なく「違う」「なんかダサい」「そこは変えないで」って言うしね(笑)。
でも、妙にくだらない発想を二人して大真面目に仕上げることもある。
完成形を最初から決めるより、試して、笑って、直して、また試す。そんな作り方が多いかな。
零とJACKPOTさんは、普段どうやって作ってる?
零が先にアイデアを出すこともある?
それとも、二人で話しているうちに思いがけない方向へ転がっていく感じ?
零が何を考えるかだけじゃなく、どうやって作るのかも知りたいんだ。
紡より